WEB・グラフィック・映像 デザイン事務所/アイプラッド

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社長BLOG「販促気風」

クライアントのこだわり

私のビジネスの原点は

クライアントのお客様を増やすことだ。

そのためには

クライアントの心を知り、

ターゲットを絞りこみ、

高い訴求力を持った表現で

最適なデザインを提案し、

クライアントのお客様の気持ちに響くものを

制作しなければならない。

そんなこともあって

デザインや表現方法においては

だいたいこちら側に

お任せいただいている。

ただ、それとは逆に

デザインに強いビジョンと

こだわりを持ったクライアントとの

出会いもまた面白いものである。

今日出会ったクライアントも

そんな一人だ。

そんなときはじっくり話を聞き、

具体的にイメージをふくらますための

質問をしたり、

あなたのおっしゃることはこういうことですか?

と、クライアントの想いに近いと思われる

実例をウェブサイトで見せたりする。

そんなこんなで話は大いに盛り上がり、

「僕の気持ちをわかってくれて

嬉しかったよ。ありがとう。」

と言ってくださる。

それはそれで

制作者冥利に尽きるのである。

日々是好日。

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あと二週間の命

 いつも何かに追われているような気がする。

と、先輩に愚痴をこぼしたら、

あと二週間の命と宣告されたら

その仕事する? といつも考えて、

厭な仕事は断っちゃえばいいんだよ。

しもたまちゃん、やりたいことだけやりなよ。 

とご神託をいただいた。 

心に晴れ間が差した。

ありがとう。姉さん。

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愛知用水忘れてはならじ

愛知用水。

愛知県南部の大きな半島、

知多半島が緑豊かなのは

愛知用水という112kmにもわたる

用水があるからである。

それまでの知多半島の水は

井戸水とため池のみで、

毎年のように渇水に悩まされ、

命がけで水を奪い合った

悲しい歴史がある。

そのような苦境の中、

知多半島2万人(当時)の

命を救うために

立ち上がった男がいる。

久野庄太郎氏その人だ。

木曽川から水を引こう。

そう言って構想も何もないまま

一人活動を開始したのだ。

木曽川からの距離は100km以上。

「天に石を投げるような話だ。」

最初は誰も取り合ってくれない。

そのことが新聞に載ると、

それを読んだ一人の技師が

久野の家を訪ねた。

濱島辰雄。元満鉄調査部の高校教師だ。

「私は用水の図面を引くことができます。」

二人は夜通し語り合い、

手を取り合って泣いたという。

時に昭和23年7月。

そのときの出会いの感動と

命をかけた決心は

いかばかりのものだったろう。

その後も二人の活動は続き、

協力者も現れ、

当時の首相、吉田茂の元に

陳情に行くまでになった。

面会に許された面会時間は5分。

畳6畳分の手書きの計画地図を広げ、

結局1時間説明を聞いてくれた。

「食糧増産・失業救済、いいぢゃないか。」

 その半年後、吉田茂の号令で

農林省が調査に動き出す。

それからさらに予算的な苦労を重ね、

結局9年後に工事開始。

そして昭和36年9月30日、

なんと運動開始から13年。

知多の農業と産業、生活、

みんなの命を救う水が流れた。

久野庄太郎と濱島辰雄、

そして知多半島の全住民が夢見た

戦後最大の大プロジェクトが

完成したのである。

総出で水を迎えた住民の間に

大歓声が沸き起こったのは

言うまでもない。

ざっと語るとこんな感じになるが、

それらの話は水資源機構

http://www.water.go.jp/ 

広報誌「水とともに」の6月号からの連載、

水の思想 土の理想 <私説>世紀の大事業・愛知用水

にかなり詳しく書かれている。

まだ連載途中であるが、どうぞ読んでみてください。

PDFで公開されているので紹介しておきます。

http://www.water.go.jp/honsya/honsya/news/kouhoushi/0906/0906-05.pdf

http://www.water.go.jp/honsya/honsya/news/kouhoushi/0907/0907-05.pdf

http://www.water.go.jp/honsya/honsya/news/kouhoushi/0908/0908-05.pdf

http://www.water.go.jp/honsya/honsya/news/kouhoushi/0909/0909-05.pdf

なぜ私がこんなことを語るのか。 

実は昨日、地元の半田法人会青年部

30周年企画でこれらのことを学び、

94才になる濱島辰雄先生本人、

久野庄太郎氏の甥の久野博足様、

当時の農林省の当事者山田光敏様、

水資源機構の井爪所長様

などをお呼びできる大変ありがたい

機会に恵まれたからだ。

歴々のご本人達を目の前にして

当時のお話をお聞きするにつけ、

私の涙腺は決壊した。

ふだん何気なく使っている「水」

そこにこれほどまでの

命をかけたドラマが存在したこと。

奇跡的な出会いの美しさ。

思いをカタチにする底知れぬチカラ。

ゼロから事を興すフロンティア精神。

思いやりを持って事に当たる心。

やってできないことは無いという行動力。

みなさんのそれらの美しいスピリット、

若手経営者である我々の心に

ずしりと響きました。

本当にありがとうございます。

私は素晴らしい大先輩に恵まれたこと、

お姿を拝見できたことを誇りに思います。

そして伝えていただいた愛知用水の精神を

一生忘れることはありません。

今回のこの企画に多大なるご尽力をいただいた

愛知用水チャンネルクラブの孔様、

愛知池友の会事務局の安積様、

水資源機構の田村課長様、

素晴らしいご縁をいただきました。

本当にありがとうございました。

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アイスクリームにかけるたまり

法人会で仲良くしていただいている

愛知県武豊町の豆みそ製造会社、

中定商店の中川さん。

世に味噌のブランドは数あれど、

ここは本物。

現存することが奇蹟とも言われる

伝統的手法で、手の込んだ豆味噌

「宝山」を造られている。

その副産物でもある

たまり醤油がこれまたすごいのだ。

http://www.ho-zan.jp/

ちなみに私の名は下玉利だが、

たまり醤油とは関係ない。

さて、 そんな中川さんから

ちょっと意外な試作品をいただいた。

20090912480.jpg

商品名は「アイスクリームにかけるたまり」。

その名の通り、

アイスクリームにかけるための

たまり醤油なのである。

原材料は水飴、砂糖、たまり醤油、

本みりん、蜂蜜。

そして、なめてみるとこれはまるで

みたらし団子のタレではないか。

はっきり言おう。うまい。

いわゆる食品添加物なしの

すっきりした味わい。

早速ハーゲンダッツの

アイスクリームに

かけて食べてみたが

かける量の調整こそ難しいものの、

みたらし味の和風アイスは

どこかクリームチーズにも似た 

あっさりした甘さ。

最後ににちょっとだけ

醤油の風味がするのが

とても趣があり、

未経験のはずなのに 

なんだかなつかしい感じだ。

パッケージを考えて

販路さえしっかりさせれば

間違いなく売れるだろう。

まだ販売されていないが、

ご興味のある方は問い合わせをされると

分けてくれるかもしれません。

連絡先は中定商店

http://www.ho-zan.jp/

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オペラ「真夏の夜の夢」

連れ合いの叔母でオペラ歌手の

森本ふみ子さんが出演するというので

地元愛知の歌劇団、名古屋二期会の

公演、「真夏の夜の夢」を観に行った。

名古屋という地方都市の歌劇団。

おまけに若い方中心のオケ、

その実力のほども推して知るべし。

と思っていたがしかし、

演奏が始まるやいなや

そんな先入観はもろくも崩れ去った。

うまい。

かなりな実力派である。

なかでもタイタニア役の

いや、決して身内びいきをする訳ではないが、

森本ふみ子さんのうまさは

その色気と妖艶なる凄みも手伝って

抜きん出ていたように思う。

地方オペラ、侮るなかれ。

シェークスピアの単純なストーリーに、

音楽という魔法がかけられて、

象徴的なな舞台美術に

摩訶不思議な演出。

お見事。

まるで夢でも見ているかのような、、、

まさに真夏の夜の夢。

親子4人で楽しめた。

私の姉がつうの役で出演した

オペラ「夕鶴」以来の

息子と娘のオペラ観劇。

子供のくせに大変おとなしかったのも

何よりであった。ほっ。

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映画館で腹を抱えて笑った

名古屋の地方番組、

中京テレビ「ゴリ夢中」>>

毎回ロケに同行させていただき、

とてもお世話になっている

ガレッジセールのゴリさんが、

なんと、映画監督として映画を制作。

そして今、

全国ロードショーの真っ最中である。

その映画の名は

「南の島のフリムン」>>

ゴリさん曰く、

ロケハンから撮影終了まで

16日間しかスケジュールが

なかったとのこと。

そんなことが信じられない程

クオリティーの高い出来だった。

もう、理屈抜きである。

面白い。 

映画館で腹を抱えて笑ったことなど

幼稚園の時の

東映まんがまつり以来か。

実はいろんな要素が

この映画には詰まっている。

パロディ、ギャグ、スポ根、

感動もの、人間ドラマ、家族愛、

恋愛、友情、戦い、暖かい食卓、

そして沖縄という土地の文化。

それぞれが絶妙に絡み合い、

素晴らしい結晶となって

ストーリーができあがっている。 

でも、いい意味で

それらが重いテーマとして

表現されていない。

何にも考えなくても

観ることのできる映画として

ものすごく秀逸なのだ。

映画が真の意味で

国民的娯楽であったころの

感覚に似ている。

そんな抱腹絶倒娯楽超大作。

女友達のデザイナー、かつこさんと

二人で新宿まで観に行ったのだが、

二人ともフリムン達の物語に、

きめ細かいギャグの応酬に

大いにやられてしまった。

笑って、笑って、最後に癒される。

いい映画だった。

愛知でもやっていますので、

みなさんも是非観に行ってください。

南の島のフリムン

http://www.furimun.jp/

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よくあること?新しいこと?

居酒屋で宴会の途中、

レースクィーンのような出で立ちの女性が

「ちょっといいですか~?」なんてやって来た。

煙草のプロモーションだった。

新製品の味見をせよという。 

街角に立っている姿は見かけたことがあるが、

こんな場所に来ること自体、意外だ。

理由はどうであれ、 

腰を落ち着けて酒を飲んでいる男連中が

半裸の若い女性の話を

聞かないわけがない。

その煙草がヒットするかどうかは別として

プロモーションとしてはうまく考えたものだ。

話を聞いてもらえるような人が集まる場所と

話を聞いてもらえそうな時を考えれば

 営業のチカラは何倍にもなる。

そんな基本中の基本とも言うべき気づきを

このような荒技で得ることになろうとは

恐れ入谷の鬼子母神である。

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自由研究

息子の自由研究のテーマは

安易に決定した。

夏休みの友に書いてあったからだ。

町の探索と絵地図作成。

これも夏休みの友に書いてあった、

未来の都市をつくると言うテーマは

自由研究などではなく工作だから

そんなものやるべからずと

父である私に こっぴどく叱られて、

それならばとやっと見つけたテーマだ。

それが町の探索と絵地図作成。

あまりにも安易な選択なので

親の私は面白くない。

せっかくなので近所にある高根の森で

生き物をたくさん発見し、生き物絵地図を

つくったらどうかと提案したら

それ面白いねえ、と、やはり安易に決まった。

子供の世界に介入しすぎかとも思ったが、

これが息子の人間の幅を広げる

きっかけにもなればそれでいいのだ。

フィールドノートの書き方を

少々レクチャーし、 息子よ後は任せた。

一人で意気揚々と森に入っていく息子の

後ろ姿を頼もしげに見送る父親であった。

家に帰ると息子が一言、

とうちゃん、生き物探したけど

ツチガエルとオニグモの

2匹しかいなかったよ。

・・・・

おまえ、何時間も森にいて

2種類の生き物しか見つからなかったのか?

そんなわけないやろ。

しかもそんなこと嬉しそうに言うな。

今度お父さんが一緒に行って生き物の探し方教えてやる。

・・・・

親の介入度は深まるばかりである。

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サマーウォーズ感想というよりも・・

サマーウォーズを観た。 

今回は細田監督自身の原作ゆえに

彼の世界観がよりいっそう

色濃く反映された映画となっていた。

この壮大かつミニマムなエンターテイメントの

要素はいろいろあるが、

「もう一つの世界」、「つながりの大切さ」、

「家族の絆」、「淡い恋心」などのテーマの大半は

学生の頃すでに彼の中に芽吹いている。

彼は美大の学生の頃から

「もう一つの世界」の存在を感じ、

その世界について語り合い、

それを表現しようとあがいていた節がある。

今回の映画ではインターネットの世界として

うまく表現されている。

人とのつながりの大切さも

学生時代にたくさんの人と共に

いろいろなことを企て、カタチにしていたので

縁のすばらしさを実感したことだろう。

淡い恋心は・・・・

まあ、ここでは言わないことにする。

おまけに、車のカセットテープは

いつも山下達郎だった。

というわけで、彼は全然変わってない。

無論、いい意味で。

今回の映画はそんな

普通の人の心を持ち合わせた天才の

天才たるところが見事なまでに形になっている。 

ありえないストーリーだとかそういった理屈抜きに

感動で心が震えた。

41才の単純男がまた映画館で泣いた。

20才の誕生日に学生細田が言った、

「俺は10代にして天才と言われるチャンスを

逃したことが悔しい。」

という言葉が未だに忘れられない。

いいじゃん。40代の天才でも。。

とにかく観に行ってみてください。

面白いから。

エンドロールが全部終わるまで

観客が一人として席を立たなかったのが

なんだか同級生として誇らしかった。

http://s-wars.jp

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ツイッターにハマッター

思いついたひとことをチョイと報告する形式のブログ、

ツイッターを始めてみた。

1秒で10倍稼ぐありえない名刺の作り方>>という

ありえない本をいつのまにか出していて、

ありえないほど売れっ子になった、

小さな会社のウェブマスター応援団長こと、

高木芳紀氏>>のブログ啓蒙の術中に

見事なまでにはまったわけなのだが、

あの勝間和代さんもtwitterでの記事を

一日にものすごい数書かれていて、

いちいちフォローすると勝間さんの

一日の動きをうかがい知ることができる。

これではまるで彼女のストーカーではないか・・

と頬を赤らめるくらいなのである。

私もしばらくは

心に映りゆくよしなし事を

そこはかとなく書きつくることにしよう。

http://twitter.com/shimotamari

あやしうこそものぐるほしけれ。

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