社長BLOG「販促気風」
ひな人形店はシーズンオフの時何をしているのか?
季節商売というものがある。
海の家、スキー場、ぶどう直売所、などなど。
極めて短期間の間に一年分
稼がなくてはいけないので
大変な商売だと思う。
ひな人形店などはその最たるもの。
3月3日その日にだけに意味を持つ
特別な人形の販売シーズンは
1月~2月の間だ。
その期間以外、何をしているのだろう。
私のお客さまでもある、
近所の「杉浦人形」>>さんに顔を出した。
ここは人形師が店主という、
知る人ぞ知る珍しいひな人形店だ。
もちろん普通の既製品も扱っているのだが
オーダーメイドのひな人形を
直売してくれることで有名で、
シーズンともなると全国から引き合いがある。
で、シーズンオフは人形製作のため
店を閉じているかと思いきや
オーダーメイド用のひな人形の生地を
ずらっと展示していらっしゃった。
圧巻。
ひな人形のオートクチュールともいうべき
このきらびやかな店内は
さすがに一般店ではできないこと。
シーズンオフでもいろいろな
仕掛けができるものだと感心した。
というより、
シーズンオフだからこそ
できる販売形態があるということなのだ。
季節ものの商売の方法論は
不景気だ不景気だと嘆くばかりで
何もできない人の大いなるヒントに
なるかもしれない。
さて、あなたならどうする?
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