社長BLOG「販促気風」
相生座文楽公演その後
5月30・31日と瑞浪市の相生座にて
行われた文楽公演が終わって、
はや一週間とちょっと。
文楽初心者の私の目から見ても
ものすごい名演だった。と思う。
出演は
名大夫の誉れ高き、豊竹嶋大夫さん、
三味線の名手、豊澤富助さん、
人間国宝の人形遣い、吉田簑助さん、
などのそうそうたる一流どころ。
三位一体の本物の文楽が目の前で
繰り広げられる。
凄みと色気、人の情。
今回、私の印象に強く残ったのは、
表現力の天才、竹本千歳大夫さんの
表情豊かな激情、
超イケメンスター、豊竹呂勢大夫さんの
色気と艶、
多彩天才人形遣い、桐竹勘十郎さんの
キレの良さ。
それぞれが演じることによる
張り詰めた空間、
絶妙な間、
ホンマもんの芸というのは
これほどのものなのか・・・・
と驚いた。
ちなみにDVDの撮影もうまくいった。
文楽の魅力を知り尽くした、
文楽座>>の峯田さん監修のもと、
ディレクターの水谷イズル氏が
4台のカメラできっちりと撮りきった。
某放送局並のクオリティーだと言えば
言い過ぎだろうか、
少なくとも私はそれ以上だと思っている。
特典映像として勘十郎さんの
インタビューなども挿入する予定である。
編集ができあがってくるのが
目下のところの生きる楽しみなのだ。
8月末のリリースが待ち遠しいところである。
下記URLにてちらしPDFを見てみてください。
FAXで予約もできます。
http://www.effec.jp/aioiza.pdf
そのうち申し込みフォームもつくりますので
そのときはまた報告します。
写真はモニターブースにて
カメラマンに無線で指示をする水谷イズル氏と
横(写真左下)にちょっと肩だけ写っている
文楽座の峯田さん。
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正門律子さんセミナー
マナー を軸にさまざまなセミナーや
コンサルティング事業を展開されている。
立てば芍薬
座れば牡丹
歩く姿は百合の花。
その容姿と立ち居振る舞いの
美しさもさることながら、
彼女の人を引きつける魅力は
一級品である。
そんな正門律子さんが
雑誌やテレビで引っ張りだこなのは
当然のことだ。
ただ、なぜマスコミを味方につけるにいたったのか?
そして永続的にいろいろな媒体で
取り上げてもらえるようになったのか?
その裏には綿密な戦略があった。
そこにさえ注力すれば、どんな商売でもマスコミが
黙って見過ごすわけにはいかないようになる、らしい。
その秘密を5時間にもわたるセミナーで
解き明かしてくれるという。
こんなデリケートな内容なので人数限定。
ごく少数の方しか享受できないのは残念である。
一般募集をしたばかりなので、
乗り遅れない方がいいと思う。
詳細URLをお知らせしておきます。
http://www.007nagoya.com/radetails.html
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相生座文楽公演撮影決定
とんぼ返りで東京に行った。
目的地は文楽の東京公演会場、
国立劇場>>の楽屋。
重要無形文化財保持者の
吉田簑助さんへのご挨拶だ。
5月30日と31日の
岐阜県瑞浪市・相生座にて行われる
文楽公演にて、
弊社が撮影・DVD制作を
担当させていただくことになったからである。
相生座という最高の舞台で
繰り広げられる本物の文化を
後世に伝える大変重要な役割。
この抜擢は光栄この上ない。
ディレクターの水谷氏、
カメラマンの早野氏など、
それぞれ中部屈指の
最高のスタッフも揃った。
身が引き締まる思いである。
そんなわけで、知れば知るほど
文楽の魅力の深さに
どっぷりとはまり込んでいる。
文楽、本当に面白いですよ。
全国からファンが駆けつけるほどの
相生座文楽公演。
ぜひいらしてください。
http://www7.ocn.ne.jp/~aioiza/kouen-0905-bunraku.htm
そしてDVD買ってください。
8月末発売予定です。
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飛行機はなぜ飛ぶのか?
前回のブログでオヤジのことを書いたが、
周りの皆様に随分ご心配をおかけした。
暖かい言葉をかけていただき、
とても力になった。
この場を借りてお礼を言います。
本当にありがとうございます。
オヤジは今のところ復活の兆しがない。
命こそ取り留めたものの、
口がきけない、言葉が理解できない、
感情がない、体は動かない、
そんな感じか。
オヤジらしくまた派手にやらかしたものだ。
話は変わるが、
先週面白い話を聞いた。
それは、
飛行機はなぜ飛ぶのか?
というもの。
出所は飛行機作りの専門家。
その方がおっしゃるに、
「あんな大きな鉄の塊が飛ぶはずがない。
と普通は考える。
しかし、あれを飛ぶと信じた人がいるから
飛行機は飛ぶのだ。」
なるほど感動した。深い言葉だ。
やはり思いは現実化するのだ。
それでは私は父の回復を信じよう。
飛行機よ、飛べ。
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オヤジのこと
私の父は1931年大阪生まれ。
私が物心ついたときはおとなしい
腕の立つ造船職人だった。
そんな彼にも真偽のほどはわからないが、
数々の武勇伝がある。
昔、大阪のやんちゃ坊主で、
インディアン>>というバイクに乗り
遊び歩いていたという。
小学校を中退し、
戦後の闇市で石けんや煙草を
自分で違法につくって販売して
しこたま儲けたという。
歌手になりたくて、
笠置シヅ子>>の付き人をしていて、
第一回レコード大賞受賞の水原弘>>に
かわいがってもらっていたという。
神戸の某有名組織の三代目さん>>に
おまえはええ男やと言われ、
熱烈にスカウトされたが断ったという。
その断り文句は
「私にはそんな度胸おまへん。」
断る方が度胸があると思う(笑)
造船が華やかかりしころ、
下玉利組という造船会社を興し
部下の保証人になって逃げられ、
会社をたたまざるを得なかったという。
お人好しで子煩悩、
人気者で努力家
バイタリティーがあって
底には熱いものがある。
この人の子供でよかった。
としみじみ思うのである。
オヤジからは勇気と知恵
そして人の徳。
そんな莫大な無形資産を
たくさんもらった。
感謝してもしきれない。
そんなオヤジであるが、今、
脳梗塞が再発し入院している。
そろそろ覚悟しなければいけない。
かもしれない。
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相生座
岐阜県瑞浪市の山奥に
相生座>>という古い建物を訪ねた。
江戸時代の風情を残す芝居の劇場だ。
館長の小栗さんの話が面白かった。
文楽の人形遣いで人間国宝の
吉田簑助さんを案内されたとき、
靴を脱ぐのも忘れて
吸い込まれるように舞台に上がられ、
ここでやりたい。と言われたそうだ。
その一週間後、
弟子の桐竹勘十郎さんが来られ、
公演が決定した。
第一回目相生座文楽公演。
劇場の魂が名人を呼び、
名人がそれに応えた。
そう考えてもおかしくない縁だろう。
さて第二回の文楽公演が
簑助さんを招いて5月30日と31日にある。
奇跡的にまだチケットが残っているらしい。
ご興味のある方は、是非。
http://www7.ocn.ne.jp/~aioiza/kouen-0905-bunraku.htm
弊社もお手伝いをすることになるかもしれない。
何のお手伝いかは
その話が決まったらお伝えします。
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三秒
商品を売る前に自分を売れ。
よくいわれる言葉だ。
ではどうやれば
自分を売ることができるのか?
それがブランディングの
基本的な考えだと思っている。
■何々らしくない誰々。しかし・・
たとえば金髪ロン毛の
革ジャン弁護士。
口を開けば優しさあふれた好青年。
または
■滑稽なほど何々らしい誰々。しかし・・
たとえば今時いない
ポマード七三分けの
紺色スーツの弁護士。
口を開けば駄洒落エロおやじ。
・・・どちらもGOODだと思う。
格好だけでもセルフイメージとポリシーが
初対面の人に一瞬にして伝わるのだが、
その上さらなる言動とのギャップが
人の心を揺さぶるのである。
名刺交換をするその前に
相手はあなたに対する態度を
すでに決めているのである。
その間三秒。
ウェブサイトもしかり。
あなた、または会社のウェブサイトは
どんな風に見られているでしょうか?
それが分かって初めて
次の段階に進むことができるのだ。
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なぜか家康公
朝、東浦町商工会の
大西局長からの
電話が鳴った。
「於大(おだい)まつりの鎧行列、
みんな集まってるよ。
早くおいでよ!」
私は完全に眠りこけていたのだ。
ずいぶん前に鎧行列に
参加する約束をしていたのを
寝ぼけ眼で思い出した。
万事休す。
今から急いで行きますと返事をして、
愛馬と私が呼んでいる
フェラーリではない車に飛び乗り、
フェラーリのように走った。
皆さんヒヤヒヤの心持でお待ちかねだ。
「来れぬなら来るまで待とうホトトギス」
なんと私は徳川家康公の役であった。
知らなかった・・・
なんとか間に合ってよかった。
わが町、愛知県東浦町最大の祭り、
「於大まつり」に
大きな穴を開けるところだった。
家康公を生んだ、
東浦出身の於大の方さま、
遅ればせながらこの息子
参上仕り候。
本日着用の鎧は、家康公の「花色日の丸威具足」
http://www.tokugawa-art-museum.jp/artifact/room1/02.html
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みんなで探したちょっといい話
いつもお世話になっている、志賀内泰弘さん。
代表をされているマルチなおかただ。
全国に広がる質の高い人脈と
類い稀なる素晴らしい人格で
「いい人」のいい話が集まってくる。
多数の著書もあるのだが、
また新刊の出版をされた。
私も昼食時、食堂にて早速拝読したが、
読む場所が間違っていた。
この本は人がいる場所で読んではいけない。
紙ナプキンで目頭を押さえるような
恥ずかしい思いをすることになるからだ。
今日の私のように。
一人でこっそり読むことを
おすすめします。
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エキスポタワー
奇才・建築家菊竹清訓氏の
名作は数あれど>>、とりわけ、
大阪万博のエキスポタワーは
深く私の印象に残っている。
40~50才代の大阪出身者で
大阪万博に思い入れのない人は
おそらくいないだろう。
そんな理由からだ。
そして最近、
奇跡とも言える出会いがあった。
その方は当時、
菊竹氏の右腕的存在で
そのエキスポタワーのディテールを
設計、管理されたという建築家だった。
今は名古屋にいらっしゃる。
当時のことをよく覚えていらっしゃって、
当事者しか知らない
エピソードや苦労話を
お会いする度に聞かせていただく。
現在、先生の設計事務所の
ウェブサイト制作を
させていただいているのだが、
いやはや役得である。
おねだりして引っ張り出していただいた
竣工写真には感激した。
私は人に恵まれている。
そんなことをしみじみ思う
春の夜更けであった。
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